カテゴリー: 日記

　郵便局では期間社員だったのね。正直仕事に興味がないから局員としての知識も全然ないから間違いも多いかもなんだけど。

　年に１回、社員登用試験があるのね、ある程度の期間仕事してると、その登用試験を受けてみないか？って感じで声がかかったりするんだけど、全部断ってたのね。

　その理由としては、転勤したくないってのが１つ、社員になるとちょくちょく転勤があって色々な局で働いて経験を積んでくことになるんだけど、個人的に人付き合いも得意ではないし、環境が変わるのってすごく嫌なのね、期間社員のままだと、よっぽど悪いことしたりしない限りはずっと同じところで働いていく事ができるのよ。

　次は社員になると、早番だったり夜間だったり、普通の勤務時間帯から早くなったり遅くなったり時間帯がズレこむんだけど、早く出る分にはいいけど、遅くなるのはちょっと嫌だと。
　ほかにうちのとこだと、期間社員は大抵通常配達でバイクに乗って配達、社員になると車で小包の配達なんかもよくあるんだけど、個人的に「運転」っていうそれ自体がすごく嫌いなんだよね。知らない道なんかだと不安で精神状態がおかしくなってくるーみたいな。車で出かける時はあらかじめ目的地までの道のりを調べていくんだけど、一本でも道を間違えると「どうしようどうしよう」ってなってパニックになってしまう。
　バイクとか自転車とかってさ、道間違えても小回りがきくからすぐに、道を修正できるけど、車だと小回りきかないから、そうはいかないじゃん？そういうこともあって車には乗りたくないよって。

　次の理由は、基本的に配達って月曜日から土曜日まであって日曜日は休配日なんだけど、まぁ今月からは土曜日も休配日なんだけど。休配日でも人は出勤してるのね。書留だったり荷物、みんなが通販とかで買ったゆうパケットなんかの追跡系のものは配達してるんだけど。
　うちのとこでは日曜日や祝日の休配日は社員が数人で回してるのね。これも個人的に休配日や祝日は休みたい。出たいっていえば出れると思うし、祝日なんかは割増しで手当ても付くからやりたい人にはいいと思うんだけどね。

　あと、給料が社員になると下がる。これはどういうわけか、下がる。これは下がったっていうのを普通に聞いたりする。全体的な待遇？とかボーナスはすごく上がったり、退職金とかそっちの方面はかなりよくなるらしい。

　期間社員って「ランク」っていうのがあって「C」「C+」「B」「B+」「A」「A+」って感じで始めたばかりは「Cランク」、一年に２回半年ごとに評価されるんだけど、能力が上がっていれば一つずつ上がっていく感じ。もしかすると飛び越えて上がることもあるかもしれない。
　で、時給もランクで上がっていって最高ランクのA+まで上がると１,５００円くらい？になるらしい。で、このランクがある程度上まで上がった人が社員になると、下がるっていう感じ。真ん中くらいまでなら、社員になってもそんなに下がったとは思わない感じなのかな。

　ちなみに僕は「A」ランクだから上から２つ目。時給は「１,３８０円」（基本給1,020円＋加算給360円）、加算給が多分ランクが上がってって部分なんだと思う。

　そして社員登用試験。これはね、うちのとこは上司なんかに気に入られてないとキツイかもしれない、推してくれる存在がいないと厳しい、あと個人的に社員になるにはランクが高いほうが受かりやすい。あとは年齢が若いほうが受かりやすいように感じてる。
　この仕事始めた時は、ランクがA+までいくと社員登用試験を受けれるよっていう感じだったけど、すぐにA+までいかなくても受けれるようになった。けど、これも個人的にだけど、ランクはA+まで上げておいたほうがいいと思う。若さで負けてる場合、能力値だけでも高く見せておかないと、そもそも戦えない。

　っとここまで来たとこで日付も変わってしまったか…
今日も仕事、今週最終日かな、昨日まで選挙の入場券があって物量が多かったけど、今日も気は抜けない。ということで、今日はこれくらいにしようと思う。おやすみ　だ。

　はぁ、とため息を吐きつつ、今日は普通の日記。

　今この日記を書いている時、今の職業は郵便局員。
　でも社員ではなく期間社員なんだけどね。
　郵便局に入ってどれくらい経つだろうか、もうかれこれ6年か７年かそれくらいになるのかな。　そろそろ転職をしようと思っている。

　これくらいの期間やっていると色々な出来事があったんだけど、転職の理由は、１つは、やりたい地域の配達をやらせてもらえないっていうことかな、入社して１年くらい経った時から、この地域やりたいっていうことを思って、毎年毎年、希望を言ってきたんだけど、転勤してきた社員を優先的に通区させるとか、社員は休配日（日曜とか祝日）に出勤しないといけないからとか、期間社員に覚えさせると生意気になるとかいって全然希望はきいてもらえなかった。

今年も２回ほどその区の通区の機会があったんだけど、２回とも社員がそこを通区して終わり。このままだと、ただただいいように扱われるだけだなぁって、なんかもう自分の時間が無駄だなって。

　2つ目の理由としては、入社した時より作業量や規則が増えすぎたこと。
　作業量は普通に配達物が増えたことかな、ゆうパケットとか通販の追跡系のほう、バーコードを読んで配達完了とかやるやつ。
　入社した時より３倍くらいにはなってるかもしれない。追跡だけで後ろのキャリーボックスがいっぱいになったりね。郵便のついでに追跡の荷物だったのが、追跡の荷物のほうが場所をとる感じ。

　規則は、規則というかルールというか、あれはダメとかそんな感じのとかね。
　これはどれとかいうのは数が多すぎて説明しずらいんだけど、たまに捕まる人が出たりする放棄隠匿を阻止するような、規則。郵便物を隠せないように私物カバンの持ち込みの禁止、私物カバンというか、ペットボトルを入れたりするようなペットボトルカバーなんかの小さい袋なんかもペットボトル入れてないとダメかもしれん。
　私物も持ち込み禁止、コロナが蔓延した最初のころ、結構体温が上昇してた時があって、体温計でちょこちょこ熱を測ってたんだけど、体温計の持ち込み、これはダメだった。東海支社から専門役ってのが来てて、引き出しあけたら、ペットボトルカバーがあって中を開けたら体温計とボディペーパーが入ってて、これはダメだって注意された。

　放棄隠匿をするのって、ほんとに一部だと思うんだよね、やったら逮捕されるし、普通に考えてやらないんだよね。人生かけてまでやる価値はこの仕事にはないし。
　あ、ロッカーなんかもたまに点検っていう感じで、抜き打ちで開けてバッグの中身とか出して検査されるんだけど、それもね、個人的には時間の無駄だし、不愉快かなって。
　ロッカーに入れておいていいものとかもルール作ってるんだよ、食べ物なんかもその日に食べるもの以外は禁止とか。なんか、あるんだよ、そういうのが。

　少し前、去年くらいからかな。「テレマティクス」っていう端末、局員が普段色々入力したりする腰につけた端末と別の、スマホのほう。
　位置情報を取得したり、走行ルートとか、走行距離、急加速、急減速なんかを記録する端末。
　最初は、効率のいい配達をするためだったかな、安全運転のためだったかな、よく覚えてないんだけど、そんな名目だったような気がする。
　でもはっきりいって監視のためだと思う。これも多分放棄隠匿の防止があると思う。
　同じ位置に一定時間止まっているとアラートがでる機能がついている。冬場なんかに腹痛で近くのトイレに駆け込んだりするとアラートが出るらしく、止まっていた理由を聞かれるらしい。で大抵は冷えておなかが痛くなってトイレに行ってましたって。これはもう馬鹿馬鹿しいし、冬の寒い中バイクで配達してるのに、トイレに行くことすら考えないといけなくなる。
　つい少し前に、止まっててアラートが出る機能の時間が短くなったような事を朝のミーティングで言ってた、１０分くらいだったかな。
　この端末、それ以外に自分の配達している区を入力するんだけど、それを間違えても、間違えているぞと、配達中に電話がかかってくる。自分の配達区以外の区に補助で配達に行く場合も区の変更をしないといけない。ものすごく面倒くさいし、ここまでやるってことは、どんな事を言っても監視のため以外にはないんだよね。放棄隠匿とかしないし、ほんとにストレスになるんだよね、会社から信用されてないんだなって。

　３つ目としては、社員が弱い。社員のやる気というのが、あんまり感じられない。最初から諦めてる感じ、のんびりやればいいや、こんな量できるわけないから、今日全部やらなくても次の日に回せばいいやって感じ。
　基本的に補助も社員のとこが優先。社員の人のとこは、配達する郵便を順番に並べてく作業の補助も優先的にしてもらえる。午前に出発して昼に帰ってくると社員の人のとこは午後配達するとこの郵便が組み立てられてて、ご飯食べればそれを積み込んで出発できるけど、期間社員のは組み立てができてなくて、ご飯食べても組み立てる作業をしてからじゃないと出発できない、ような事が多かった。その日の物量とか、補助する内務の人の人数なんかにもよるんだろうけど、昼に帰った時に自分のところだけ、手つかずが残ってるのを見ると、正直すごく悲しい気分になるんだよね。
　でもこれは、朝出発する前に１日分を自力ですべて並べてから出発することで昼に嫌な気分にならないようになったし、結構な速度と精度で組み上げる事ができるようになった。
　けど、やっぱり社員は情けないと思う、普通は自分たちは社員だから自分でできる、だから期間社員のほうを優先してとか言えないものかと。

　このあたりは、ほんの一部なんだけどね。なんかもうダメなんだよね、この企業は。